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意外に知らない『IT用語』の由来7選 「ブログ」「スパム」「クッキー」など

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現代社会には「マウス」「ブログ」「スパム」など、何気なく使っているIT用語が溢れかえっている。それらの言葉は、親に教えてもらったわけでもないし、学校で教わったわけでもないはずのに、いつからか当たり前のように使っている。

あらためて考えてみると「あれ……ブログっていつからあったっけ?」や「スパムって美味しいハムだかソーセージ的なやつじゃなかったけ?」など様々な疑問も浮かぶ。そんな疑問に答えるべく、今日は『意外に知らないIT用語の由来7選を紹介する!

1. マウス

パソコンを操作するための必需品でもある「マウス」。その名前を誰が考えたかは、発明者であるダグラス・エンゲルバート氏さえもあまり覚えていないとのこと。すでに1968年の発表時の映像では「マウス」と呼ばれており、開発チームの誰かしらが「しっぽの生えたネズミに見える」ということからそう呼び出し、そのままその名前が定着したそうだ。

2. ブログ

「ブログ」の由来は「ウェブログ」という言葉からきている。1997年12月17日、ジョン・バーガー氏がインターネット上で “自分がたどったサイトのリンク” を自身のウェブサイトにまとめた。そして、それを「ウェブログ」と呼んだことから、一気に広まった言葉と言われている。

3. クッキー

「クッキー」とは、ウェブサイトを訪れた時、コンピューターに一時的に保存される情報のことである。この言葉は、元々同じ意味を持つ「マジック・クッキー」というIT用語を省略したものからきているが、「マジック・クッキー」自体の言葉の由来は定かではない。一説によると、「マジック・クッキー」を手に入れないと先に進めないというテレビゲームが昔あり、そこが発祥なのではないかと言われている。

4. スパム

「スパム」とは無許可で無差別に送られてくる広告メールのことである。その由来は、なんとイギリスのコメディグループ『モンティ・パイソン』が1970年に披露したコントからきているという。コントは、「スパム料理しか提供しないレストランにイラつく客」を描いたシュールな内容なのだが、その内容が当時のチャットルームで大流行し、「イラつくもの」「いらないもの」である広告メールと結びつけられた。

5. ミーム

ミームとはネット上で一気に流行る言葉や画像ネタのことである。その由来は、リチャード・ドーキンスが著書『利己的な遺伝子』(1976年)の中で「情報や文化が模倣によって伝達され淘汰していく」現象のことを、ギリシア語の「mimeme」(模倣する)を簡略化して作った造語で表したのが始まりである。

6. ハッカー

ハッカーとは一般的には「コンピューター技術を悪用して、人のコンピューターに侵入して違法行為を行うモノ」として認識されている。しかし、本来の意味は「コンピューターだけでなく電子機器に関して深い知識と技術を持ちあわせた人」を指す言葉であり、悪い意味はなかったという。

ちなみに「hack(ハック)」は英語で「ヤサグレ馬」という意味であり、「ソフトウェアをヤサグレ馬のようにいじくりまわす人」から「ハッカー」という言葉は派生したと言われている。IT業界の人は、そういった技術を使って違法行為を行うモノたちのことを「クラッカー」と呼んでいる。

7. ファイヤーウォール

ファイヤーウォールという言葉自体は何百年も存在していたもので、「火事が広がるのを防ぐために作られる壁」のことを指す。その言葉をコンピューターの世界にあてはめ、現在は「コンピューターやネットワークを外部からの侵入や、悪質なウィルスなどから守るプログラム」として使われている。

……以上だ! 貴方はいくつの言葉の由来を知っていただろうか? 明日からは胸を張ってIT用語を使っていこう!

参照元: YouTubeMashable (英語)
執筆: ユーニーマン
Photo:RocketNews24.

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オリジナル記事: 意外に知らない『IT用語』の由来7選 「ブログ」「スパム」「クッキー」など
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